2024.05.12 vs 花小

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戦評

2024年第3節は花小との一戦。

前節で多少の手ごたえを掴んだのか、先発の伊藤(真)はこの日も序盤は安定していた。
密かに練習を重ねていたチェンジアップやライズボールを試投するなどの余裕すら見せ、4回まで毎回奪三振かつ無四球という、今シーズンイチの投球を披露。

打線も、この日四番に入った押田の満塁ホームランや、岩崎のあわやプールに飛び込もうかという100m級の特大弾などで得点を重ね、最大10点差をつけた。
この日のピッチャーの調子から考えると「今度こそいけるかも…？」と思わせるには十分な展開であった。

そして迎えた魔の6回裏。

これまで蓄積した疲労が一気に爆発したのか、途端にストライクが入らなくなり四死球を連発、ランナーを貯めたところで痛打を浴びるなどして一気に点差を詰められる。
疲労と動揺で、もはや投げ方がわからなくなるほどにフォームを見失った伊藤(真)はついにKO、伊藤(守)にスイッチするも勢い止まらず、なんとこの回に一挙12点を奪われ逆転を許してしまう。

そしてシルバーの2点ビハインドで迎えた最終回、先頭打者の伊藤(真)は必死のセーフティバントを試みるも投手正面に転がってしまい敢えなく失敗、足がもつれてまともに走れず、失笑をかう結果となった。

そのまま花小・平井がきっちり最後を締め、シルバーは開幕から悪夢の3連敗となった。

10点差からの逆転劇は、プロ野球でも4度しか記録されておらず、ある意味歴史的な試合展開だったと言えるかもしれない。

PS

投手のスタミナ不足・リリーフ陣の手薄さという既存の課題がこれでもかと浮き彫りになった試合でした。
やはり投手の枚数を増やすことが急務だ！

ギャラリー

打撃成績

氏名	打席	打数	安打	打率	打点	二塁打	三塁打	本塁打	三振	四死球	犠打	犠飛	盗塁
下田	5	4	3	.778	0	2	0	0	0	1	0	0	0
橋本	5	3	1	.500	0	0	0	0	1	2	0	0	0
堀	5	4	2	.333	1	0	0	0	1	2	0	0	0
押田	5	5	2	.600	6	0	0	1	0	0	0	0	0
伊藤(真)	5	4	1	.455	1	1	0	0	1	1	0	0	0
松井	5	5	0	.231	0	0	0	0	3	0	0	0	0
蛯名	4	4	0	.286	1	0	0	0	2	1	0	0	0
岩崎	4	4	3	.462	1	0	0	1	1	0	0	0	0
小島	4	3	1	.500	2	0	0	1	0	1	0	0	0
伊藤(守)	1	1	0	.333	0	0	0	0	0	0	0	0	0

投手成績

氏名	イニング	失点	自責点	被本塁打	奪三振	与四死球
伊藤(真)	5	10	12	2	6	7
伊藤(守)	1	5	3	1	0	0